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歯が当たる。
 尺八をしたことはないのだろう。もどかしい手つきと遠慮がちな舌。 
 ロイは、イールフォルトを口に含んで、必死だった。
「ロイ、」
 もういいよ、とイールフォルトはロイの頭を引いた。口を離した瞬間、イールフォルトとロイの口に白い糸が伝う。
「キモチくない……?」
 不安そうなロイの視線にイールフォルトは笑みを返し、そっと、背から腰へと指を滑らせ、そのままロイの後腔に触れる。
「そろそろ、いい……?」
 ビクリ、とロイが躰を強張らせた。抵抗はない。ただ、僅かに怯えたようにイールフォルトの腕に縋っていt。
「怖いのか……?」
「ち、ちが……、」
 再び強がろうとするロイを持ち上げ、膝の上に乗せた。殆ど体重を感じない。こんな躰が自分を受け容れて平気なのだろうかとも思ったが、イールフォルトは自分がロイを貫く瞬間を想像して、覚えず興奮した。
「イ、イール、」 
 ロイは恥ずかしそうに顔を真っ赤にしていた。
 ――あまり甘いのは好みではないが。
 たまにこういうのも、悪くない。
 
 




















     stay-with        



        Epemere   003

























 イールフォルトは二三度キスをしながら、ロイの乳首を弄る。頸元に舌を這わせ、執拗に嫐る。
 ロイはもじもじと腰を捩らせた。すると、ロイの持ち上がったものの先端がイールフォルトの腹に当たって擦れた。その感触が、尚更ロイを昂める。
「やらしいねェ、」
 その言葉にさえ、反応する。
 イールフォルトは、左手は乳首を弄ったまま右手はロイの肉棒を掴んだ。
「あっ、」
 そのまま全体をマッサージするように揉む。完璧に硬くなってきたところを、何度も上下にしごいた。
「あっ、あっ、……イール、」
 ロイは、躰をピンと張らせ、イールフォルトの手の中で果てた。
 イールフォルトの手は、ロイの白濁まみれだった。
 イールフォルトはそのままその手を、ぐったりとイールフォルトにしなだれかかっているロイの後腔に潜ませる。中指を、一本、ゆっくりと。
「……やっ、……痛ッ……」
 ロイの白濁を潤滑油に、後ろを馴らしていく。入り口をなぞり、奧へ入れる。
 今まで何物も受け容れたことがないのだろう。ロイは痛みに躰を震わせ、必死にイールフォルトにしがみいた。
 内部を指先で掻く。ゆっくりとそれを繰り返す。そして、それが解れてくると、指を二本、三本と増やしていった。
 内側を擦るその感触に、初めは痛みに震えていたロイの四肢も、今では心地良い刺激に震えていた。
 イールフォルトは、ゆっくりとそこを馴らしていった。
 しだいに孔は収縮を始め、ぐちゅり、と卑猥な音を立てた。
「イ、イール、……あッ、」
 ロイは無意識にも縋り付き、自身をロイの腹に擦り付けていた。ロイの先走りの蜜が汗と混ざり、ぬるぬると滑っている。その感触が、イールフォルトの感情と躰を昂めていく。
「んんっ……あっ、ああっ……イー、ル……、」
 堪らないとでも云うようにロイは腰を捩った。
「・……ロイ、……俺の、欲しいか?」
「……欲し、い……イールの、頂戴……」
 誘うような、縋るような瞳に、イールフォルトはまるで我を忘れたようにロイを押し倒し、ロイのひくつく後腔へ自身をあてがった。
 イールフォルトがロイの躰を貫いた瞬間、ロイは大きく悲鳴を上げた。
「イールっ……、」
 イールフォルトは、ゆっくりとロイの躰を広げていく。
「ひっ……、」
 あまりの圧迫感に、ロイは小さく悲鳴を洩らして眦に涙を浮かべた。
「……ロイ、力を抜け。……直に好くなる、」
 イールフォルトはロイに口付けを落とした。暫くその体勢でいたが、ロイがもじもじと躰を揺らし始め、それに気づいたイールフォルトはゆっくりと腰を動かした。
「イー、ル、」
 痛みを堪えようと、ロイは必死に唇を噛んでいる。
 ずっ、ずっ、とイールフォルトが奧に入ってくるかと思えば、それがゆっくりと引き抜かれる。痛みに解放されたと思えば、またその鈍い痛みがゆっくりとやってくる。
「ロイ……、」
 殊の外、気持ちよい。
 イールフォルトはロイの膝を抱え込み、何度もロイの孔を擦った。
 抜き差しを繰り返すうちに、ロイのそこは再び収縮を始め、ねっとりトイールフォルトの肉棒に絡み付いた。
 次第に、ロイの吐息が悲鳴ではなく、喘ぐ声に変わっていく。
「あっ、あっ、あっ……、」
 まるで我を忘れたように、ロイはイールフォルトの背中にしがみつき、頭を打ち振った。
 イールフォルトの先端が、ロイの奧深くに当たり擦れた。ロイは一層大きな声を上げて、喘いだ。
 何度目かの深い貫きに、ロイのはピクピクと痙攣を始め、今にも溢れそうだった。
「……イール、」
 ロイがイールフォルトの唇を求める。
 応じてイールフォルトがロイに口付けをする。舌を絡めると、ロイは激しく腰を揺らして、果てた。
「……ロイ、」
 今までにない激しい収縮と締め付けに、イールフォルトも堪えることなくロイの中に己を吐き出した。
 互いの激しい息遣いが混じり合う。
 二人は、もう一度口付けをかわした。